芭蕉記念碑
俳聖芭蕉が「おくの細道」の中で新潟県の青海町から朝日町を経て「くろべ四十八ヶ瀬とかや数知れぬ川をわたりて、那古といふ浦に出」と記した黒部川。
残念ながら入善町のどこを通ったのかはっきりせず、今後の研究を待たなければなりません。
また富山県で詠んだ唯一の句「早稲の香や分け入る右は有磯海」もどこで詠んだか議論を呼んでいるところです。
芭蕉の「おくの細道」に関係する市町村が集まり、情報交換と友好を結ぶ「おくの細道サミット」が毎年開催されていますが、平成9年に第10回サミットが入善町で開催されるのを記念し、芭蕉が渡った黒部川のそばに「芭蕉像」と「おくの細道」の一節を刻した記念碑を設置しました。
「くろべ四十八ヶ瀬とかや・・」の一節は、所有者のご厚意により平成8年に発見された自筆本から復刻したものです。
詳細情報
所在地 | 富山県下新川郡入善町上飯野地内 (国道8号黒部大橋詰め海岸方向300m) |
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お問い合わせ | 入善町教育委員会事務局 文化係 TEL:0765-72-3858 |
URL | https://www.town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/kyoiku_bunka_sports/bunka/2/2101.html |