【水の小径】

入善町のシンボルロード「水の小径」は全長約1キロメートル、豊かな水と緑に彩られた遊歩道です。せせらぎが語りかけてくれるやさしい空間、遊び親しんだ小川のように、心地よいやすらぎを与えてくれます。

 

【ダイロで小水力発電】

北アルプスから富山湾へ標高差3000メートル、88キロメートルをかけくだる急流黒部川によって形成された扇状地。この扇状地面を流れる用水の流速は速く、戦前はそれを活用した「ダイロ」（かたつむりの地方語）と云われる螺旋水車が用水路に仕掛けられており、脱穀やわら加工の動力として活躍していました。現在、黒部川扇状地研究所のプロジェクトとして、自然を巧みに利用した農民の知恵を産業遺産とし「安価で安全な環境にやさしい」小水力発電所の研究開発がすすんでいます。ダイロで発電された電気は、街灯などに利用されています。