舟見本陣跡と里程標
江戸時代、北陸上街道に愛本橋がかけられた後、
宿駅となた舟見宿には大名や幕府役人などが休泊する『本陣』が置かれ、野島家や脇坂家が本陣を務めました。また、本陣跡には明治政府が設置した『里程標』があります。
近代国家を目指す政府は、全国各地の宿駅に里程標を設置し、旅の便を図るように指示しました。
~行く先の道のりを知らせる「里程標」~
正式には「里程元標(りていげんぴょう)」といい、明治政府の指示の下、都道府県が交通要衝地に標柱を建て、里程元標の位置から主要地点までの距離を尺貫法(しゃっかんほう)で里・町・間の単位で示したものです。
舟見の里程標は木柱で明治35年(1902)5月に建立され、その後老朽化し、平成10年(1998)地元有志からの篤志も寄せられ、それらも合わせて入善町が建て替えました。
詳細情報
所在地 | 富山県下新川郡入善町舟見1599−1 |
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お問い合わせ | 入善町教育委員会事務局 (男女共同参画・文化係) 0765-72-3858 |